「死者の書」

福岡市美術館で開催中の「大英博物館 古代エジプト展」へ行ってきました。

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人は死後に様々な困難と試練が待ちうける冥界の旅を経て、来世で復活する
という古代エジプトの死生観。

その試練を克服して順調に来世へたどり着くためのガイドブックのようなものが
「死者の書」で、全長37メートルものそれが展示されています。

死者にとって最大の試練は「自分の心臓」と「真実の羽」が天秤にかけられて
生前の行いを審判されるというもの

天秤が均衡を保てば無事クリア。
傾けばアウト。来世へ復活出来ず・・・らしい。

生前の行いを審判する42項目の言葉で真偽が問われる・・・らしい。

たとえば以下のようなこと↓

・盗みをしなかったこと
・嘘をつかなかったこと
・誰も泣かさなかったこと
・人をだまさなかったこと
・悪口を言わなかったこと
・決して自分の心臓を食べなかったこと(決して悲嘆に暮れなかったこと)
・真実の言葉に耳を傾けないことはなかったこと
・真実を言う場で嘘をつかなかったこと

などなど・・・。

何千年も前に生きた古代エジプト人も今パソコンを扱っている私たちと同じく
42項目がパーフェクトの人なんていないわけで、
「死者の書」は心臓が自分を裏切って神の前で不利な発言をしないように言い聞かせる
呪文がちゃんと掲載されていたようです。

エジプト展というとミイラの展示ばかりかと思いきやそうではなく、
なかなか見ごたえのある展示でした。




福岡市美術館の帰りはやっぱりココで一息!

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思いはエジプト、目の前にはラテとチョコバー



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